2023.5.8

『キャリアオーナーシップ経営 AWARD 2023』 「企業文化の変革部門」最優秀賞を受賞

■ 『キャリアオーナーシップ経営AWARD 2023』 とは
人的資本を最大化する実践論として「キャリアオーナーシップ経営」をめざす企業の活動を称え、特に世の中に広めたい優れたアウトプットや成果を出している企業を表彰するものです。
「キャリアオーナーシップ経営」とは、「はたらく個人の力を最大化させ、社会の力に変えていくために、企業が経営戦略、事業戦略、人材戦略をダイナミックに連携させた新人材戦略の策定と実施を通じて、キャリアや仕事を主体的に捉え、自律・自走しながら周囲と共創する人材(=キャリアオーナーシップ人材)を増やし活かすことで、個人と組織が対等な新たな関係性を構築・再構築し、個人と組織の持続的な成長をともに実現していく経営」を表現した言葉です。
「企業文化の変革部門」は、キャリアオーナーシップを土台とした、新たな企業文化・風土を生み出すための取り組みをしている企業を表彰する部門です。当社グループの、社員一人ひとりの自主性を促す自律的な組織づくりを評価していただき、このたびの最優秀賞の受賞にいたりました。

■ 企業文化の変革に向けた取り組み
当社グループでは、「人の成長=企業の成長」という理念のもと、継続的な企業価値向上をめざし、2005年より17年間にわたり企業文化の変革を進めてまいりました。それが、「企業理念」「対話の文化」「働き方改革」「多様性の推進」「手挙げの文化」「グループ間職種変更異動」「パフォーマンスとバリューの二軸評価」「Well-being」についての取り組みです。
中でも、「対話の文化」「手挙げの文化」「パフォーマンスとバリューの二軸評価」について高く評価していただきました。


対話の文化
当社グループでは、一方通行でない、双方向のコミュニケーションを通じた「対話の文化」を醸成してまいりました。以下の7つの原則に則って、会議やミーティングは必ず、対話を交えて行われています。

手挙げの文化
10年以上かけて、社員自ら手を挙げて参画する「手挙げの文化」を醸成してきました。
この目的は、社員一人ひとりの自主性を促し、自律的な組織をつくり、イノベーションを創出できる企業になることです。「公認プロジェクト・イニシアティブ」「中期経営推進会議」など、学びの場を中心に幅広く手挙げの機会を設け、2022年3月期には、自ら手を挙げてそれらの機会に参画した社員の割合は、約8割に達しました。

パフォーマンスとバリューの二軸評価
人事評価制度においては、業績に表れる「パフォーマンス」に基づく評価だけでなく、企業理念の実践である「バリュー」の発揮にかかわる上司、同僚、部下からの360度評価を同時に行うことで、「人の成長」の実現をめざしています。

このたびの栄誉を受け、当社グループは引き続き、企業文化をアップデートしていくことで「人の成長=企業の成長」という理念を実践し、お客さまのお役に立つために進化し続けてまいります。


※「丸井グループのめざす姿」「VISION2050」についてはこちら
「共創経営レポート2021(日本語版)」
https://www.0101maruigroup.co.jp/ir/lib/i-report.html
「VISION BOOK 2050(日本語版)」
https://www.0101maruigroup.co.jp/sustainability/lib/s-report.html