ダイバーシティ&インクルージョン
2024.2.16

「仕事と育児の両立」を考えるフォーラム

2月2日(金)、丸井グループ本社にて「仕事と育児の両立を考えるフォーラム」を開催しました。このフォーラムは、仕事と育児を両立しながらイキイキと働き続けられるように、自分のキャリアの広げ方を考え、今後アクションを起こすためのヒントを得ることを目的に、丸井グループ社員のうち短時間勤務で働く子育て中の社員50名が手挙げで参加しました。

目次

    企業における男女格差解消への取り組み

    社会における多様性推進へ関心が高まる中、課題の一つに男女格差が挙げられます。男女格差には、女性の就業機会や昇進の機会の不平等さなどの問題があり、企業側の対策が求められています。そこで、女性のキャリア支援や育児支援制度の充実、女性管理職の増加、男女の賃金格差の解消などの仕組みや制度だけでなく、女性の活躍を促す企業文化の醸成も重要なポイントとして、格差解消に向けた取り組みを進める企業が増えています。
    丸井グループでは、すべての人がいきいきと活躍できる社会の実現をめざしさまざまな取り組みを行う中、男女格差解消へ向けた取り組みの一環として「仕事と育児の両立」を考えるフォーラム」を開催しました。

    キャリアの可能性を広げるキャリアストレッチ

    株式会社Woomaxの青柳 未央さんを講師にお招きし、「仕事と育児を両立しながらキャリアの可能性を広げるために」をテーマにお話をうかがいました。青柳先生は、現在中学生のお子さんがいらっしゃり、仕事と育児の両立で悩んだご自身の経験を活かしキャリアコンサルタントとして数多くの企業で講演などを行っています。

    株式会社Woomaxの青柳 未央さん

    青柳先生の講義では、キャリアの可能性を広げることのメリットやそれを実現するための行動のヒントを学び、グループワークを通じて理解を深めました。

    ~青柳先生の講義で学んだこと~
    ・キャリアストレッチ*を意識することのメリット
    ・私の成長エンジン(原動力)は?
    ・キャリアストレッチを阻む「性別役割分担意識」
    ・キャリアストレッチを実現するために

    *キャリアストレッチとは
    これまでのキャリアや経験の中で蓄積されてきたビジネス資本や社会関係資本の個別特性を理解したうえで、その硬直性や固定性をほぐし、新たなキャリア資本を構築していくための主体的かつ柔軟な⾏動
    (出所:法政大学 キャリアデザイン学部 田中 研之輔教授による定義)

    仕事と子育てを両立する体験談をシェア

    子育てをしながらマルイ店舗から本社へ異動し、働き方が変わった社員が登壇し、青柳先生のファシリテーションのもと、それぞれの体験談を共有しながらパネルトークを行いました。

    これまでのキャリアについて具体的に説明

    マルイ店舗で働く社員は、土日祝日を含むシフト勤務や営業時間の観点から仕事と育児の両立に悩む方が多くいます。一方で、テレワークやフレックス制の導入など新たな働き方を進める本社スタッフへの職種変更にも、ITスキルの不安などからハードルを感じる傾向があります。そのため、今回はその不安解消に向けマルイ店舗から本社へ異動した4名の社員が自らの経験を話しました。異動前に学んだことや職種変更をして良かったことなどを具体的にお話しすることで、参加者は自身のキャリアに置き換えて考える機会となり、新たな働き方へのイメージが沸くようなパネルトークとなりました。

    個別相談会の様子

    パネルトークの後は、少人数に分かれてグループ対話を行いました。
    ・登壇者へ直接聞きたかったこと
    ・短時間勤務からフルタイム勤務へ戻った社員の経験
    ・本社スタッフへの異動に関する素朴な疑問  など

    少人数でのグループ対話では参加者同士も積極的に発言をするなど、キャリアに関する関心の高さを感じました。また、仕事と子育ての両立という共通項があるため同じ悩みや葛藤を抱えるメンバーも多く、共感し合いながらお互いの考えや理解を深めました。

    参加した社員の声

    今後のキャリアについて育児のことを含めとても悩んでおり、いろんな選択肢がある中で、自身のやりたいこと・ライフスタイルの現状・家族のライフステージの変化を踏まえ答えを出し切れていなかったのですが、方向性の決め方や考え方についてとても勉強になりました。

    皆が子育てをしているという共通の場に参加できて励まされたというのもありますが、自分自身のキャリアや働き方を見つめ直すきっかけにもなったので、今後のフルタイム勤務への意欲につながりました。自分ももう少し仕事で輝けるのかなと少し希望が持てた気もします!

    当日だけでは考えきれなかったので、時間がある時にもう一度5年後の理想と不安要素を整理してみようと思います。

    性別に関係なく活躍し続けられる企業風土をめざして

    担当者コメント
    丸井グループ 人事部 ワーキングインクルージョン推進担当 大田 みふゆさん

    現状を、育休前・育休中・短時間勤務中・フルタイム勤務のジャーニーに沿って整理をすると、フルタイム復帰前の短時間勤務中に退職する割合が高いことがわかりました。そのため、フルタイムに戻ってもいきいきと働き続けられるイメージが持てるよう、テレワークやフレックスなどの柔軟な働き方を推進すると同時に、「そのような働き方をしたい」というマインドセットも必要だと考え、今回「仕事と育児を両立しながらキャリアの可能性を広げる」をテーマに開催いたしました。実施をしてみて、「自身のキャリアやありたい姿を考える機会になり、それに向けて取り組みたいことを見つけることができた」という声をいただき、今後のキャリアや働き方について前向きに考えていただけたことを実感し、この機会をつくって良かったと感じました。今後は、このフォーラム以外にも、仕事と育児を両立しながら、性別に関係なく活躍し続けられる企業風土をめざし、さまざまな取り組みを実施していきます。

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