© MARUI GROUP CO., LTD.
男女平等、多様性のある社会への意識が広まる中、性別によって役割を固定化する考え方は今でも根強く残っています。そのような社会課題解決に向け、丸井グループ、そして社会がめざす「性別に関わらず一人ひとりが活躍できる未来」について考えていきます。
「男性は○○しなければいけない」、「女性は○○するべきだ」など、性別によって役割を固定化する性別役割分担意識は現在も社会課題として残っています。このような社会課題に対し、丸井グループでは昨年4月からグループ横断の「ジェンダーイクオリティプロジェクト」が発足し、活発な取り組みが進められています。
皆さんは、性別によって役割を決めつけてしまうような、「性別役割分担意識」を持っていますか?
「そんな古臭い考えは持ってないよ」、「そんな人、昔はいっぱいいたけど、さすがに今はいないんじゃない?」そう思った方、実は要注意なんです。「性別役割分担意識」は、皆さんの身のまわりにも潜む身近なお話です。
よーく、思い出してみてください。こんなことを経験したことはありませんか?
皆さんもハッとした事例があるのではないでしょうか?
このような事象や言動の背景にあるのが「性別役割分担意識」です。
マンガを制作していただいた、マンガでわかるLGBTQ+「パレットーク」を運営する
(株)TIEWA 代表取締役 合田 文さんをお招きしプロジェクトメンバーとジェンダーイクオリティについて対談を行いました。
記事はこちら https://www.to-mare.com/tf/2021/008.html
性別役割分担意識=「男は仕事・女は家庭」「男性は主要な業務・女性は補助的業務」などのように、性別を理由として、役割を固定的に分ける考え方のことです。
性別を問わず個人の能力などによって役割を決めることが適当であるにも関わらず、このような考え方に縛られている人が存在しているのが現状です。
ジェンダーとは、オス・メスといった生物学的な性別を意味するセックスに対して、文化的・社会的・心理的な性のあり方を指す言葉です。例えば、「男はこう(あるべきだ)」「女はこう(あるべきだ)」といった社会的な枠づけを意味しています。セックスは自然が生み出したものですが、ジェンダーは、人間の社会や文化によって生み出されたものです。
「ジェンダーギャップ指数」って知ってますか?世界経済フォーラム(WEF)が毎年発表する、各国のジェンダー平等の達成度を表す指数で、「経済」「教育」「健康と生存」「政治」の4つの視点から評価した指標のことですが、日本は2022年の発表で146カ国中116位、先進国では最下位となっています。
<プロフィール>
eapleのFounderであり代表
高校3年生(2021年 取材当時)
2020年 同じ課題感を持つ高校生3名が意気投合し、eapleを結成共働き世帯が抱える、忙しさによる課題解決のためのサービスやアプリ開発をスタート。一般財団法人ソーシャル・ビジネス・プラットフォーム(SBP)主催の第9回SBIP(学生のビジネスアイデアプレゼンテーション)への参加がきっかけで、丸井グループと取り組みを開始。
忙しい共働き世帯の精神的・時間的なゆとりをつくって、子育てをアクティブに取り組める世界をめざしています。さまざまな共働き家庭をヒアリングする中で、現代の共働き世帯は忙しすぎると感じました。特にお子さんのいる家庭であれば、家事に育児に仕事に追われる日々を過ごしており、そのような日々の中では「ゆとり」のある生活を考えるのは二の次になってしまいます。今までの忙しさに縛られた状態から、家庭の個性を尊重するカタチへ「アップデート」すること、それが私たちが実現したいことです。
夫婦のオリジナリティ(個性)は家庭の文化となり、それぞれの夫婦がその個性をオープンにすることで「多様性」にあふれた世の中を実現できると考えています。そのオリジナリティをつくるうえで多くの人が小さいうちから属するコミュニティーである"家庭"は特に大切であり、そこに「ゆとり」が生まれることで多様な経験から多様な価値観が生まれ、選択肢が拡がること自体が人々のしあわせにつながるのではないか、という仮説を持ちました。
それぞれの家庭のオリジナリティーを最大限引き出すためには、忙しい共働き世帯に「ゆとり」をつくり出すことが大切であると考えています。
性別による役割の固定化については、男女どちらかが悪いといった「意識」の問題ではなく社会構造が生み出す「時間的なゆとりのなさ」が問題だと思っています。自分が将来的に会社に就職し子どもが産まれた時に、「育休を取るなら大きな仕事は任せられないな」と言われたら、やはり育休取得を躊躇してしまうと思いますし、それは後輩にも連鎖してしまうものだと思います。丸井グループが先進的にやられているような構造的な仕組みづくりやプロジェクトの取り組みが一つの会社から出てくることは社会にとっても大事なことだと思います!
現在の丸井グループにおける性別役割分担意識は、どの程度なのでしょうか?2022年2月に丸井グループで行った実態調査と社員アンケートをもとに、丸井グループの現状を見てみましょぅ。
2021年度のジェンダーイクオリティプロジェクト委員会リーダーを務められた廣松さんに、丸井グループにおける性別役割分担意識や、この社会課題について企業として取り組む理由をお聞きしました。
*2021年度当時
ー「ジェンダーイクオリティプロジェクト」の委員長として、現在の丸井グループにおける「性別役割分担意識」についてどのように感じますか?
グループ全体で多様性推進を掲げて取り組みを行ってきた結果、ダイバーシティ&インクルージョンの理解やジェンダーに対する意識は高まってきたと実感しています。その一方、ジェンダーイクオリティやプロジェクトのメンバーと活動する中で、育児短時間の取得はほとんどが女性であることや、家事子育ての分担の偏り、職場における無意識の発言など、まだまだ性別役割分担意識はあると感じています。
ー会社として、なぜ「性別役割分担意識の見直し」に取り組むのでしょうか?
男性だから、女性だから「こう(あるべき)」といった固定的な性別役割分担意識は、社会の中でつくられた概念であり、一人ひとりの可能性の発揮を阻害する要因の一つだと考えています。
性別役割分担意識を見直し、社会からの暗黙のプレッシャーや自分の「こうしなければ」という思い込みから解放されることで、結果的に皆が自分のやりたいことにチャレンジでき、大きなやりがいを得て、一人ひとりのしあわせにつながっていくのではと思います。そういう世の中の方がイノベーティブで楽しいですしね。
将来世代のジェンダー平等への関心は高く、当たり前の価値観となっている今、この取り組みは企業として選ばれ続けるためにも重要です。そして、フロントランナーとして世の中の一歩先を行く取り組みを進めていくことは社会的な意義も大きいと思っています。
ー性別に関係なく全員が自分の可能性にチャレンジできる企業文化実現のために、グループ社員一人ひとりができることは何だと思いますか?
性別ではなく、お互いの個性を尊重し、自立することだと思います。仕事においても家庭においても、一人ひとりが自立したうえでお互いどうサポートし合うかが重要だと感じています。私自身も管理職として、一人ひとりの個性を大切にしています。
今後も、その人のやりたいことや大事にしている価値観をしっかりと聞いて、自分の可能性にチャレンジできる環境をつくり、応援していきたいと考えています。
性別ではなく、お互いの個性を尊重し、それぞれが自立した立場でお互いにサポートし合う意識を持つことで、すべての人が自分の可能性にチャレンジできる環境づくりにつながっていきます。まずは、職場メンバーや家族、友人など身のまわりの方との対話を通して、それぞれの認識の違いや考え方を知ることから始め、性別役割分担意識の課題に向き合っていきたいと考えています。
丸井グループは性別にかかわらず社員全員が自分の可能性にチャレンジできる企業文化の実現に向け、今年度もプロジェクト活動を継続しています!
性別にかかわらず一人ひとりが活躍できる未来をめざして
— この指とーまれ! │ 丸井グループ (@maruigroup) August 1, 2022
「男性は○○しなければいけない」
「女性は○○するべき」
など、身近に潜む性別役割分担意識について考えてみました#丸井グループ #ジェンダーイクオリティ #wellbeinghttps://t.co/vKQRsB3ZLy
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