働き方
2024.6.10

就活生がマルイの新社員に根掘り葉掘り聞いてみた!

丸井グループには4月に36名の新入社員が入社しました。丸井グループ本社での1カ月間の研修を終え、 5月からは各配属店舗での研修がスタートしています! また、丸井グループでは2023年度から長期インターンとして大学生を受け入れる取り組みが始まり、現在8名の学生が広報室・サステナビリティ部・IR部等で活躍しています。 本記事では、2024年度入社の新入社員2名に現在大学3年生で絶賛就活中の広報室の長期インターン生がインタビューしました。 「学生時代の経験」や「就活」 をテーマに学生視点から切り込んだ質問を通じて、彼らの生の声をお届けします。

目次

    新社員のお二人のプロフィール

    ―まずは、お二人が丸井グループを志望した理由を教えてください。

    多様なキャリア選択と共創の未来をめざして

    私が丸井グループを志望したのは、「ダメとかムダなことに対して、もう少し寛容な社会」をつくりたいからです。
    もともと「豊かさ」といった抽象的な概念について考えることが好きだったのですが、きっかけは、アレスグッド*¹のインターンで大学のさまざまなゼミを訪れ、学生にヒアリングを行った経験です。
    自分のキャリアについてどのように考えているかを学生に尋ねた際、
    「誰もが知るような有名企業に就職したい」
    「この企業に入社すれば将来安泰だと思うので志望しています」
    という答えが返ってきました。

    *¹株式会社アレスグッド:BaseMe(旧エシカル就活)というスカウト型就活サイトを運営しているスタートアップ企業

    "ミーハー就活"という言葉があるように、就活において知名度やブランド力、流行を重視して企業選びをする学生は少なくないと思います。

    もちろん、そのようなキャリア選択も不正解ではないと思いますが、もう少しキャリアや生き方というものに対して多様な選択肢があるほうが、しあわせに生きられるのではないかという疑問を抱きました。
    自分なりにこの疑問に向き合った時、一人ひとりが自分の好きなことを表現しにくく、「画一的な成功モデル」や「社会的期待」に支配された閉塞感を感じました。
    だからこそ丸井グループが大切にしている、人的資本経営の考え方に注目しています。この領域に対して模索し新しい提案をすることで、「自分らしく働き、生きられる人が社会に増えていく」という未来をつくれるのではないかと考えました。

    これからの世代にとって、よき祖先でありたい

    就活中に読んだ丸井グループの「共創経営レポート2021」で「よき祖先であれ」という言葉を見つけ、丸井グループに運命を感じました。その言葉が当時の私の中で激アツなワードだったんです!

    おおお!激アツですね!?!?何だか響きからしてかっこいい!!!!!共創経営レポートを読む前からその感覚をお持ちだったんですね。

    はい!実は環境NGOでの長期インターンをしていた時から、「地球そのものを守りたい」「自然を守りたい」というよりも、自分も含めたこれからの世代が「安全に暮らせるように」「命を脅かされない生活を送れるように」という強い想いがありました。その想いが丸井グループの理念と一致していると感じ、非常に共感していました。

    環境と聞くと、地球環境の保護や自然を守るといった観点になりそうですが、なぜ人の安全や生活を守るといったような観点で考えていたのですか?

    私は気候変動問題を環境というよりも人権問題としてとらえているからだと思います。
    日本では「環境問題に向き合うことは我慢をすること、面倒なもの」というイメージを持たれている方もいるかもしれませんが、海外では「環境問題に向き合うことで生活が豊かになる」という考えが浸透しています。気候変動問題に対策をすることは、私たちが災害や酷暑、それらがもたらす衣食住すべての影響から、安全な生活を送るために不可欠なことであるという認識があります。そしてそのような価値観を無意識的に醸成できたらという想いがありました。

    ―それぞれが活動をはじめたきっかけや原体験は?

    一通のメッセージから始まった挑戦

    環境問題に取り組むリーダー育成プログラムに参加していた時、僕のSNSにメッセージが届いたことがきっかけです。アレスグッドの代表であり、ご本人も将来世代ど真ん中の勝見さんから「インターン生をしてみないか?」と誘っていただきました。
    当時、大学を休学し働き先を探していたのですが、自分の意志で道を切り開いている「おもしろい人」が多い環境で働きたいと思っていました。学生のキャリアをサポートするサービスは自分の将来を考えるうえで良い環境だと感じたため、アレスグッドで働くことを決めました。

    代表の勝見さんはすごく熱量のある方ですよね。

    そうですね。年齢が僕とそう変わらないのに、貫禄やオーラがすごいですよね。
    勝見さんと一緒に仕事をしている時も、その存在感には本当に圧倒されていました。起業家としての強い想いを持っている人はこんな感じなんだなと実感しましたね。

      丸井グループ本社で行った投資家総会での1枚(中段左端が石坂さん)

    地元の米づくりから学んだ気候変動のリアル

    私が環境問題に関心を持ち始めたのは、実は出身地が大きく影響しているんです。私は新潟出身で、地元では毎年収穫期になるとお米の収穫量や等級比率*²がニュースに取り上げられます。私が高校3年生だった時「一等米の割合が20%」と報じられているのを目にしました。例年、一等米の割合は70~80%ほどあるので20%はとても低い数値なんです。
    一等米の割合が低い原因は、熱帯夜が続いたことが影響をしていました。実際、熱帯夜が続くことで毎夜稲が冷えず、お米が白くなったり割れたりすることで等級が低下したと言われていました。
    ちょうどその時、高校の政治経済の授業で環境問題について学んでいて、教科書の中にあった「気候変動」が一気に自分ごとになり当事者としてとらえるきっかけになりました。

    *²等級比率:収穫された米の全体に対して、それぞれの等級が占める割合。等級とは米の品質を示すために使われる指標の一つで、米の粒の大きさや形状、光沢などの基準によって決まる。等級は一般的に一等から三等に分けられ、一等が最も高い品質とされている。

    自分の直接的な経験を通して気候変動がどのように生活に影響を与えているかを実感されたんですね。

    はい!本当に些細なきっかけなんです。とはいえ、例えば東京出身の人に「新潟のお米がピンチ」といってもイメージしにくいかもしれません。それを自分事としてとらえにくいですよね。だからこそ、それぞれの人の背景や価値観に合わせてコミュニケーションをとることが重要だと感じています。

    興味深い視点ですね。私も東京生まれなので米の等級比率についてはあまり気にしたことがなかったです!!

    ©Kishin Yokoya
    環境団体の仲間たちとパレードに参加をしました(右から二番目が三島さん)

    ―数ある企業の中から丸井グループに入社した決め手を教えてください。

    決め手は人の温かさですかね。
    人事で採用を担当している方が「丸井グループを使ってくれればいいからね」とおっしゃったのが個人的にすごく印象的でした。
    もちろん、採用課として丸井グループに入社してほしいという想いは前提にありつつも、「たとえ自分の考える将来が丸井グループの提供するキャリアパスと異なるものであってもその選択を応援したい」という姿勢を、新卒がいる場で堂々と述べられていて、この会社なら一生懸命働けると思える瞬間でした。

    私は、「社会課題に事業として本気で取り組んでいるか」という視点で企業選びをしていたので、外部のイニシアティブや情報開示をもとに、どれだけ積極的に取り組んでいるかを重視して決めました。
    今はほとんどの企業がサステナビリティやESGの取り組みをしている中でグリーンウォッシング*³といわれる企業を見極めるために、事業として社会課題解決をしているかや目標設定だけでなく実績や達成状況などをみていました。
    丸井クループはCDP*⁴でAランクの認定を受けています。気候変動の情報開示を支援するコンサルでインターンしていた時にも、「丸井グループはすばらしい」という評価を多くいただきました。その時、丸井グループに入社を決めて良かったと強く思いましたね。

    *³グリーンウォッシング:「グリーン」(環境に優しい)と「ホワイトウォッシング」(隠蔽)の組み合わせからなる造語。企業が実際には環境に優しい活動をしていないにもかかわらず、あたかも環境に配慮しているかのように見せかける行為。また、そのような行為をしている企業そのものを指す場合もある。

    *⁴CDP:企業に対して気候変動などに対する取り組みの情報公開を求め、環境への影響をレベル分けするもの

    それについていうと、僕も大学の先生から「丸井グループはすごい」という丸井グループの取り組みに対する共感の声をもらったことがあります。社会課題解決企業としての知名度の大きさに驚きました!2026年にサステナブルな取り組みの象徴としてオープン予定の渋谷マルイについても知っていて、僕の選んだキャリアに対してもとても応援してくれました。

    ― 実際に入社してみて最初のイメージと変わったことはありますか?

    否定的な意見から話し始める人が少ないことが印象的で、その文化が根付いていると感じました。また、配属に関しても意見が反映されやすく、若手に裁量権があるように思います。

    そうですね。研修店舗の店長や社員の皆さんはとても丁寧な方々で、経営や長期的な視点からお話をしていただいています。私たちの些細な気づきにも「その感情はポジティブかネガティブか」というようにその都度質問をしてくださいます。まだユーザー視点の価値観が強い私たちの意見を尊重していただいています。

    丸井グループの社員さんは本当に面倒見の良い方が多いですよね。私もインターンを始めた時は、右も左もわからない状態でしたが、社員さんに基本から教えていただきました。その中でも裁量権はしっかりあって、この取材も企画から記事執筆までやらせてもらっています!「類は友を呼ぶ」という言葉にもありますが、お二人は同期と話していて、自分と似ている点を感じたことはありますか?

    言葉を大切にしている人が多い印象ですね。
    話題に対して流すのではなく、「何でそう考えるの?」と深堀りしてきますね。

    うんうん。「意識高いね」とかで絶対に話を終わらせないですね。皆話すことが好きで言葉も柔らかいよね。

    そうですよね。私もそれはよく感じます!!! 

    ―これからの目標について教えてください。

    会社軸の目標でいうと、とにかく目の前のことに取り組むこと、そして自分の関心でもある「働き方」や「キャリア」という文脈に生かせる知見を課題感も含めて、学んでいきたいと思っています。個人的な目標は、本をたくさん読んだり、語学力向上に励みたいです。

    語学力を上げて何か挑戦したいことはありますか?

    海外に行きたいというのも理由の一つですが、日本にいながらでも海外とつながる機会はたくさんあります。例えば、東京レインボープライドもそのうちの一つです。海外に興味がある日本人ともかかわっていきたいです。

    私はサステナビリティに関連する仕事がしたいですね。丸井グループが開示する気候変動情報を自分でつくってみたいです。高い評価を受けるような開示情報に携わりたいですね。
    一方で、長期的な目標はまだ定まっていないのが正直なところです。店舗での研修や対話などを通して見つけていけたらと思っています。

    すてきな目標ですね。陰ながら応援させていただきます!

    ― これから夏に向けて、大学3年生は就活が本格化します。就活生にメッセージやアドバイスがあれば教えてください。

    悔いのない就活にしてほしいですね。丸井グループに応募するかどうか迷っている方がいればエントリーだけでもしてほしいなって思います。私は選考中に社員の方とお話しして丸井グループの取り組みの解像度がかなり上がりました。

    まずは丸井グループの社員と話してみてほしいですね。就活中はどうしても企業から評価されていると感じがちですが、丸井グループの社員と話すと、そのイメージが払拭されましたね。

    本当にそれは同感です。ほかの企業では当たり前なのですが、自分がジャッジされている感じがしましたが、丸井グループの選考では自分の考えや社会への想いを表現できる場と感じました。
    役員面接の前に人事の方から連絡があり、最終面接はサステナビリティ委員会に出席している役員の方と面接しました。そんなことあるんだと驚きましたね。

    そんなことあるんですね!お二人のお話とてもおもしろかったです!取材にご協力いただきありがとうございました!

    いえいえ。あっという間だったね。山本さんが何でインターン始めたかとか聞けてないよね。

    今度それを含めてまたお話しましょう!!!!

    インタビュアーより

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