共創
2021.9.2

神戸マルイ×将来世代の共創の取り組み

神戸マルイでは、かねてから将来世代の皆さんとの共創に取り組んでいます。今回は、神戸学院大学 辻ゼミの皆さんとの取り組みや、近隣中学校の職業体験受け入れについてお伝えします!

目次

    ◆神戸学院大学 経営学部 辻ゼミとの共創

    神戸学院大学 経営学部 辻ゼミの皆さんとは、これまでにもフェアトレードについてのパネル展開催や、インクルージョンフェスでのワークショップ出展などの共創の取り組みを行ってきました。

    今回は、神戸学院大学 臨時講師の田中さんがプロジェクトマネジャーを務めていることもあり、神戸マルイのハンドメイドアクセサリーショップ 手作市場さまとのコラボイベントや、Instagramでの広報を企画していただきました!
    7月のフェアトレードショップ (有)シサム工房さまとのコラボイベントでは、雑貨・コーヒーなどフェアトレード商品の紹介や販売を行いました!8月からはアパレル資材事業を営む清原(株)さまと、レジン体験を行っています。

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    また、辻ゼミ Instagramアカウントにて、手作市場さまやマルイの雑貨売場・シューズ売場の商品を、若い世代のお客さまに向けてご紹介していただいています。ゆくゆくは神戸マルイのさまざまな売場の商品紹介を行う予定で、学生の皆さんにとってはマーケティングを実地で学べる場となっています。

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    Instagramはこちら https://www.instagram.com/kobegakuin.tsujizemi/

    さらに、オランダで人気のフェアトレードチョコレートブランド「トニーズチョコロンリー」が神戸マルイで初めてのイベントを行い、辻ゼミの皆さんにもスタッフとしてかかわっていただきました。
    トニーズチョコロンリーについてはこちら

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    辻ゼミの皆さんからは、こんなご感想をいただきました!

    • ・フェアトレード商品は今までも扱っていましたが、今回は世界でも有名な商品ということで、なかなかできないような体験ができ、とてもうれしかったです。また、実際に接客をして、言葉遣いや、どのような情報をお伝えするのかなどを試行錯誤することで、自分の成長にもつながりました。今後は、まだ知名度の低い商品を多くのお客さまに知っていただくことにも挑戦していきたいです。

    • ・日本に上陸してからまだ間もないこともあり、トニーズチョコロンリーをご存知ではない方が多く、可愛くてオシャレでおいしいチョコレートをおすすめすることができ、とても良い経験ができました。自分のお気に入りのフレーバーをおすすめし、ご購入いただいたときはうれしい気持ちでいっぱいでした!

     

    さらに7月21日(水)には、神戸学院大学で行われたサステナビリティの取り組みについてのセミナーが行われ、神戸マルイ 店長の千葉 朗子が登壇しました。学生の皆さんやご関係者の方に丸井グループのサステナビリティの取り組みについてお伝えしました。

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    ◆近隣の学校との職業体験

    神戸市では、「トライやる・ウィーク」の一環として、中学生の職業体験を実施しています。しかし、コロナ禍により、例年よりも受け入れ企業が減っていまい、保護者の方が働いている企業などから受け入れ先を探していました。そんな中、スタッフのお子さんを通じて神戸マルイに打診があり、職業体験の受け入れを決定しました。さらに、中学校だけでなく、近隣の高校にもお声かけしたところ、ぜひ参加したいとの声があり、受け入れの学校を拡大しました。
    今回は、8月4日(水)~6日(金)に一足早く実施した、神戸商業高校の皆さんとの職場体験の様子をお伝えします!

    トライやる・ウィーク

    トライやる・ウィークは、1995年の阪神・淡路大震災などをきっかけに、中学生を対象に、職場体験などの地域でのさまざまな体験活動を通じて、働くことの意義・楽しさを実感したり、社会の一員としての自覚を高めるなど、生徒一人ひとりが自分の生き方を見つけられるよう支援する取り組みです。例年、6・11月ごろに地元の企業や店舗で5日間の職場体験を実施しています。初めは兵庫県独自の取り組みでしたが、現在では全国に広がっています。

     

    神戸商業高校からは2名の方に来ていただき、3日間にわたり、ラクチンきれいシューズ売場などでの接客体験や、丸井グループのウェルビーイングや社会課題解決などの取り組みについて、座学形式でご紹介しました。

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    売場での接客体験

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    神戸マルイスタッフより、丸井グループの取り組みについてお伝えしました!

    参加された高校生の方のコメント

    ・実際に売場で接客を体験してみて、お客さまに声をかけるタイミングや商品の配置など、たくさんの工夫があることを知りました。また、丸井グループは小売業だけでなく、環境などさまざまなことについて取り組んでいると学びました。
    ・将来、自分の仕事を決める時は、業種だけでなく、「何を成し遂げたい会社なのか」ということに着目して選びたいと思いました。

    受け入れを担当して(神戸マルイ 赤沼 美世)

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    神戸マルイスタッフと高校生の方で記念撮影!(赤沼は右から2番目)

    私の娘が通う中学校では、2年生になると職業体験の課外授業が行われるのですが、このコロナ禍で受け入れ企業が少なく、学校側が探していると聞きました。それならぜひ神戸マルイで受け入れてみよう!と相談したのがきっかけです。さらに、「ほかにも職業体験をやりたくてもやれない学校や団体があるのではないか?」と、近隣の学校にお声かけしてみたところ、神戸商業高校の皆さんとご縁があり、職業体験をすることになりました。

    初めて職業体験をやってみて、将来世代の生徒さんたちが何を考え、何に興味を持っているのかなど、企業側としても得られるものがたくさんありました。また、世代を超えてコミュニケーションを取れたことが、職場の活性化にもつながり、お互いに感化された3日間となりました。これをきっかけに、これからも地域のお客さまや学生さんたちとかかわり、つながっていきたいと思います!

     

    神戸マルイでは、これからも地域のお客さまや将来世代の皆さんとの共創を進めていきます!

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