共創
2024.5.13

応援の輪を広げよう!「エポスポイントエール」

若年層を中心に、世の中の社会貢献意識が年々高まる一方、何から始めたら良いかわからず、きっかけや方法を求める方も多くいるそう。そんな中、丸井グループは、お客さまが自身の興味・関心に合った応援先(団体)に気軽に寄付でき、応援先からは活動報告が届けられる“循環型”サービス「エポスポイントエール」を開始しました。今回、担当者に取り組みの背景やローンチまでの過程、サービスへの想いを聞いてきました。

目次

    毎月自動の気軽な寄付サービス「エポスポイントエール」

    エポスポイントエールとは、エポスカードのご利用額に応じて加算されるポイントの中から、お客さまが応援したいと思う企業・団体の活動に、事前に設定したポイント配分で、毎月自動的に応援(寄付)ができるサービスです。
    これまで、特定のエポスカードにおいて、ポイントをあらかじめ指定された団体に対して自動的に寄付する仕組みはありましたが、20243月より、すべてのエポスカードにおいて「応援したい団体」と「ポイント寄付の配分」を選べるサービスをスタートしました。

    ~ポイントエールの特徴~

    1. エポスアプリにて「応援先の活動」と「寄付するポイントの配分」を登録すると、毎月自動で応援(寄付)ができる
    2. 最大5団体、0.1%~0.5%の範囲でポイントが配分でき、分配するポイント比率の変更はいつでも可能
    3. 応援先からの活動報告で、応援(寄付)がどのように活用されたのかを確認ができる

    「2年間向き合い続けました」企画・開発担当にインタビュー

    (左から)
    エポスカード フィンテック事業推進部 稲葉 優衣さん
    エポスカード 会員サービス部 越智 綾乃さん

    ──「エポスポイントエールの取り組みにいたった背景を教えてください

    サービスの構想自体は約2年前までさかのぼります。
    構想の種は、
    2021年にデビューしたヘラルボニーカードです。ヘラルボニーカードは、お客さまがクレジットカードをご利用いただくと、その都度利用額0.1%がへラルボニーを通じて、知的障がいのある作家や福祉団体に対する報酬などに使用されるというサービスを備えたカードになっています。
    これを参考に、「自動寄付のサービスを券面に縛られずより多くのお客さまに提供することができないか?」「寄付先やポイントの配分ををカスタマイズできる仕様にしたらどうか?」というアイデアのもとサービスの構想が生まれました。

    使うたび、社会を前進させる「ヘラルボニーカード」

     

    ──ヘラルボニーカードが構想の種だったんですね。そこから実現まで、どのように進めていったのでしょうか?

    「社会のために何かしたい方の背中を押す」という新たなサービスは、丸井グループの価値観と重なる重要な企画だったので、コンセプト設計から丁寧につくっていくこととなり、丸井グループとグッドパッチとの合併会社である株式会社Muture(以下Muture)と協業して進めることになりました。

     

    ──Mutureとの協業は具体的にどのように行ったのですか?

    初め1、コンセプト設計とサービスの体験設計に費やしました
    コンセプト設計については、世の中変化やお客さまの価値観、そして丸井グループの強みなどを一つひとつ紐解きながら言語化し、そこから導かれるメッセージを考えるということをしました。

    コンセプトが決まったら、次のステップは「お客さまの一連の体験」の構想です。「サービスを通じて、どのような方にどのような価値を届けたら良いか?」ということを、さまざまなフレームワークを使いながら考えました。私たち担当者2名とMuture社員1名の計3名でひたすら壁打ちをし、加えて月に一度、社長との対話を重ねました。

    コンセプトなどの設計後、実装に向けてのフェーズに入り、プロジェクト型に進化をさせて巻き込む部署を増やしました。
    引き続きMutureメンバーには伴走してもらっていたので、私たちが主体となり、各部署と連携を図りながら進めました。

    注力したのは、お客さまへのインタビューです。
    これは、実際にアプリの画面を触っていただきながら、操作性の観察や体験してみての感想をいただくというものです。従来インタビューを行う際は、エポス会員さまにメール等でお声かけして実施するパターンがほとんどでしたが、今回は「スピード感」を重要視していたため、チームメンバーの友人に声をかけることにしました。また、自分たちの友人であれば「ペルソナ像」に合致するかどうかの判断がつくというメリットもありました。

     

    ──友人にインタビューとは新しいですね。「スピード感」と「ペルソナ像」についてもう少し具体的に教えてください。

    「スピード感」でいうと「毎週」です。
    いただいたご意見を即反映させ、翌週その改善したもので、ほかの方にインタビューを行うということをり返し行いました。
    「ペルソナ像」は、「何か社会のために行動したいと思っているが何らかの壁があって行動できていない人」置き年齢や性別にはこだわらず、この価値観を持つ友人に声をかけさせてもらいました。

     

    ──そのようなスピード感でインタビューを実施していくで注意したことはありますか?

    相手の発言をそのまま受け止めるのではなく、潜在的にどう感じているのかを確かめるようにしました。例えば、「楽しい」という感想をいただいた場合は、「何がどう楽しいの?」「その楽しさはどこから来ている?」などを聞いて、「楽しい」の裏側を言語化していくような形です
    アプリそのものの改善だけでなく、インタビューの進め方についてもMutureメンバーにアドバイスをもらいながらブラッシュアップさせたことで、より有効なインタビューを行うことができました。

     

    ──細部までこだわって開発していったんですね。そのほか、こだわりポイントはありますか?

    「寄付先の選定」です。
    コアな価値として「興味のあるテーマから選べる」「フィードバックで自分の貢献が見える」を大事にしたいので、世の中の人がより身近に感じられるかつ、活動報告を返すことのできる団体を選定の軸におきました。

    また、有名な団体であればあるほど、寄付額は集まりやすいとは思うのですが、今回私たちは「見過ごされている社会課題」に取り組む団体なども選定しました。
    これは、「こんな課題あったんだ」「こういう解決方法があるんだ」など、お客さまに気づきを与えられるようなサービスをめざしたいという想いから、そのようにしています。

    選べる応援先(順次拡大予定)
    ※内容は予告なく変更になる場合があります

     

    ──約2年間サービスの企画・開発に向き合ってきたお二人が、一番大変だったことは何ですか?

    3名のスモール体制で体験設計を考え続けた期間は本当に大変でした。 
    「認知からサービス体験後までのシナリオを描く」という作業を何十回とり返し行ったのですが、ユーザーの気持ちや行動を言語化することが難しかったです。「先入観を取っ払い、本質に辿り着くまで考え抜くように」というアドバイスのもと、毎日頭を抱えていました。
    Mutureとの協業を通じて、まだ世の中にない新しいサービスを考える際の思考法を学ぶことができましたし、「答えがないからこその楽しさ」を知りました。


    ──最後に、これからエポスポイントエールを使ってみたいと考えている方に向けてメッセージをお願いします!

    「寄付」ではなく「応援」という選択肢の提供がしたいという想いを持って、進めてきました。これまで、社会に対して何かしたいと考えていても行動の機会がなかったという方に「このような活動があったんだ、応援したいな」という気持ちで、気軽に活用してもらえるとうれしいです。(稲葉さん)

    エポスポイントエールの一番の特徴は、応援先からの「活動報告」だと思っています。自分の応援(寄付)がどのようなことに活用されたのかを知れるだけではなく、中の人がどのような想いをもって活動されているかがわかるのもうれしいポイントではないでしょうか!皆さんにとって、このサービスがゴールではなく、社会貢献の「第一歩」のツールになれたらいいなと考えています。(越智さん)

    「社会課題解決企業への進化」を宣言

    丸井グループは、「すべての人が『しあわせ』を感じられるインクルーシブな社会を共に創る」というミッションのもと、インパクト(社会課題解決)と利益の両立をめざし、取り組みをさらに加速させるため、2023年に「社会課題解決企業への進化」を宣言しました。
    将来世代の未来を想う強い気持ちに加えて、エポスカードやマルイ・モディ店舗などのアセットを活かし、この高い目標に向かって進んでいきます。

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