サステナブル
2020.12.22

サステナブルな企業と出会う就活イベント「電力就活」に参加しました!

12月9日(水)、サステナブルな企業と学生のマッチングを目的とした、「顔の見える電力™」を供給するみんな電力(株)さま主催の就活イベント「電力就活」がオンラインにて開催され、丸井グループも参加させていただきました!今回は、丸井グループを含む計5社のサステナブルな取り組みをはじめ、みんな電力のご担当者さまの「電力就活」開催に込めた想いをご紹介します。

目次


    ◆「電力就活」とは?

    サステナブルな事業を通じて社会課題の解決をめざす企業と、そうした企業で働きたいという想いを持つ学生の皆さんが本音で語り合い、「ソーシャルグッドな会社に就職する」という選択肢を広めるための就活イベントです。丸井グループの共創パートナーであるみんな電力()さまが主催しており、昨年に続いて今回は3回目の開催となりました。

    ・みんな電力さまとの共創の取り組みはこちらをご覧ください
    「再生可能エネルギー100%で暮らす「みんなで再エネ」プロジェクト」

    ◆「電力就活」参加企業の取り組みをご紹介します!

    今回は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によりオンラインでの開催となり、丸井グループとみんな電力さまのほかに、()大川印刷さま、三洋商事()さま、愛和食品()さまが参加しました。イベントでは、まず各社の担当者が自社のサステナブルな取り組みについてご紹介しました。

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    登壇者の皆さま(みんな電力さま Twitterアカウントより引用)
    ※クリックで大きい画像を見ることができます

    <丸井グループ>

    丸井グループでは、2030年度までに使用電力を再生可能エネルギー100%で調達する「RE100」の目標に向けて、新宿マルイ 本館をはじめとしたマルイ各店への再エネ電力の導入を進めています。
    また、みんな電力さまとの共創により推進している、今年9月からスタートした再エネ100%の電力での暮らしを提案する「みんな電力エポスプラン」など、温室効果ガス削減に向けた取り組みについてご紹介しました。

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    丸井グループの2020年度の再エネ使用率は50%を計画しています

    <(株)大川印刷さま>

    「環境印刷」をテーマに国内唯一のCO₂ゼロ印刷を展開している大川印刷さまでは、「SDGs宣言」と題した行動喚起を社員一人ひとりが行うなど、社会課題に対して主体的に取り組まれています。また、SDGs目標の達成に向けた社内プロジェクトチームを結成し、みんな電力さまと協業を図りながら、再エネ使用率100%を実現しています。

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    「環境印刷」の仕組み
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    SDGs目標の達成に向けて結成された社内プロジェクトチーム

    <三洋商事(株)さま>

    通信機器などをはじめとした産業廃棄物のリサイクルを行う三洋商事さまは、「地球に『ありがとう』を伝える企業」を経営理念に掲げ、再エネへの切り替えや未来を担う子どもたちに向けた環境教育を積極的に行っています。また、行動指針である「あおSORA ACTION!」に基づき、社員全員で毎朝行っているオフィスの清掃活動などを通して、風通しが良く働きやすい環境づくりに努めています。

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    「あおSORA ACTION!」の"あお"は、「あいさつ」や「お掃除」などの
    頭文字から名付けられているそうです!

    <愛和食品(株)さま>

    卸売事業をはじめとしたさまざまな事業に取り組む愛和食品さまでは、SDGs目標の達成に向け、一般社団法人エシカル協会による「エシカル・コンシェルジュ講座」の受講などを通じて、社員の環境問題に対する意識向上に努めています。また、社員食堂のメニューには、動物製品の代わりに、大豆ミートや地元農家の無農薬野菜を使用。ほかにも、賞味期限が近づいていたり傷がついているなどして、市場に出すことができない商品をオフィス菓子として消費することで、食品ロスの削減にも貢献しています。

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    フェアトレード認証を受けているバナナペーパーを社員の名刺に使用

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    SDGs目標を意識した社員食堂やオフィス菓子

    <みんな電力(株)さま>

    みんな電力さまは、「顔の見える電力™」を通じて、電力生産者と個人や企業とをつなげており、今回の「電力就活」に参加した各社をはじめ、サステナビリティ経営を進めているさまざまな企業とともに、再エネの導入に取り組んでいます。
    利用者が毎月の電気料金の100円を好きな発電所にお届けできる仕組みや、実際に生産者のお話を聞くことができる発電所ツアーなど、電気を調達するだけではない「つながり」という新たな価値を提供しています。


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    電力生産者の想いや発電方法をサイトにて公開
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    (上段)みんな電力さまとつながる個人や企業の方々との交流の様子
    (下段)電力生産者からの返礼品 

    各社の紹介に続いて、企業ごとに個室のトークルームを作成し、「ぶっちゃけトーク」と題したトークディスカッションを実施!
    丸井グループの再エネ電力導入については「お客さまからの反応や、導入したことによるメリット・デメリットについて教えてほしい」、みんな電力さまには「ブロックチェーンの仕組みについて詳しく教えてほしい」といった質問のほか、各社担当者の就職活動中の軸についてなど、時間内ではお答えできないほど多くの質問を学生の皆さんよりいただきました。

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    学生の皆さんと対話する(1枚目)丸井グループ 人事部 採用課 水本 優、
    2枚目)みんな電力() 社長室 プロジェクト推進チーム 長島 遼大さん(左)、
    広報担当 佐藤 チェルシーさん(右)

    ◆就活の軸に「ソーシャルグッド」を持つ学生が当たり前に存在する社会をつくりたい

    みんな電力()さまでインターン生として働いており、今回の電力就活を企画された園木 豪流さんに、イベントを企画するにあたっての想いや、今後の取り組みについてお話をうかがいました。

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    みんな電力() インターン生 園木 豪流さん

    ー電力就活開催のきっかけについて、教えてください。

    弊社の2019年度新卒スタッフとインターン生が、現在の日本の就職活動の方法では、企業のリアルな情報を得にくいため、「企業と就活生との間にミスマッチが起きているのではないか」と課題に感じていました。そこで、「『こんなはずじゃなかった』と就職後に後悔する学生を、自分たちの行動によって少しでも減らしたい」という想いから始まりました。

    そして、今年度は私がその想いを引き継ぎ、前年度の「電力就活」をリニューアルした「電力就活~サステナ企業×学生のぶっちゃけ話を実現させる~」を企画しました。

    私が担当者に立候補したのは、「就活市場への想い」が際立って熱かったからです。昨年の自分自身も、今回イベントに参加してくれた多くの学生のように、「社会貢献」と「人生」とのかけ合わせで、ひどく悩みぬいた就職活動でした。

    コロナ禍の中で苦労しながらも頑張る就活生たちに、「働く」ということに対して少しでも前向きになってほしい。利他的な想いを持ち、今後の社会に想いを馳せられるような学生や企業に、最高の出会いを届けたい。そして、就活の軸に「ソーシャルグッド」を持つ学生が当たり前に存在する社会をつくりたい。
    「電力就活」は、そんな想いが凝縮されたイベントです。

    ーどのような想いで、参加企業を決められたのですか?

    弊社の「顔の見える電力™️」を選んでくださっている企業の皆さまは、それぞれの分野において社会課題解決や、社員の働く環境の改善などに取り組まれています。なので、「そのような企業と学生をおつなぎして、本音で話せる場をつくりたい」という想いから、お声がけさせていただきました。

    ー将来世代の皆さんに向けた想いを聞かせてください。

    弊社の事業の根幹である「おもしろくて、儲かること」を大切にしながら、就活生をはじめとした将来世代の皆さまに「おもしろい!」と感じていただくとともに、社会に大きな「利」をもたらすような取り組みをたくさんしていきたいと考えています!

     

    園木さん、ありがとうございました!

    今回参加させていただいた電力就活では、学生の皆さんが企業に求めていることや環境問題への関心などについて、率直な想いをうかがうことができました。
    丸井グループでは、店舗やカードなどのリソースを活用しながら、みんな電力さまをはじめとした各社との共創を図り、サステナブルな社会の実現をめざした取り組みを進めていきます。

    • みんな電力(株) 企業サイト
    • みんな電力(株)さまについては、こちらからご覧いただけます。
    • https://minden.co.jp/
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