サステナブル
2023.12.28

混ぜればごみ、分ければ資源!リサイクル推進の取り組み

丸井グループでは、事業所に出される「ごみ」を「資源」ととらえ、分別することを当たり前にする意識を醸成し、資源循環につながる仕組みづくりを進めています。今回は、リサイクル推進に向けた取り組みの一つである「エコボ」と「エコファクトリー」について取材しました。

目次

    「ecobo(エコボ)」で分別!丸井グループのごみの常識

    「ecobo(エコボ)」って?

    丸井グループ本社では、リサイクル推進に向けた取り組みの一つとして12種類のごみ分別ができるeocobo(以下エコボ)を利用しています。わかりにくかった分別ルールを視覚化し、社員一人ひとりの環境意識の向上をめざしています。

    エコボ担当者にインタビューしました!

    エコボの運用・管理をはじめ、丸井グループの資源循環にまつわる活動を推進するサステナビリティ部の遠藤さんにインタビューしました。

    丸井グループ サステナビリティ部 資源循環担当 遠藤 七瀬さん

    Q. エコボ導入の経緯を教えてください
    A. エコボは2020年2月より導入しました。
    導入前は、本社内でも分別ルールにズレが生じており、ごみ箱の数も不十分で分別環境が整っておらず、さまざまな種類のごみが混同してしまっているケースがありました。丸井グループが企業としてサステナビリティ活動に力を入れていたこともあり、多くの社員から本社屋のごみ問題が提起され、適切な分別ができるエコボを開発し、運用がスタートしました。

    Q. エコボの取り組みを進めるにあたって、工夫してきたことはありますか?
    A. 環境整備(ハード面)と社員の意識改革(ソフト面)を同時に推進してきた点です。ハード面については、アイコンでわかりやすく分別表記されたエコボを各フロアに導入し、「必ず12種類に分別する」というルールの浸透を図りました。
    ソフト面については、分別意識を根づかせるために各課でミーティング実施したり、サステナビリティ部主催の研修を定期開催しました

    Q. 社員の意識はどのように変化したと思いますか
    A. ごみ分別を行うことにより、削減への意識が高まりました。
    数値データでみると、直近2022年度の廃棄物量は2020年度の6割程度で、特に紙の廃棄物量が大きく減りました。これは、ペーパーレスの取り組みに加え、4種類(コピー用紙・コピー用紙以外の紙類・雑誌・新聞)に分別したことで廃棄量が可視化されて個々の削減の意識が高まったからではないかと考えています。
    「分けるだけでごみが減る」ということは担当にとっても大きな気づきとなりました。

    \最後に、資源循環担当として一言お願いします/

    北口本社で働く社員の皆さんから「マイボトルやエコバッグの啓蒙イベントを開催してほしい」など、エコにつながる前向きなご意見をいただく機会が増えています。これからも皆さんの声を反映させながら、資源循環の仕組みをアップデートしていきたいです!

    店舗の取り組み「エコファクトリー」

    「エコファクトリー」って?

    「分ければ資源」を実現するためのマルイ・モディ店舗(後方用)のごみ集積所。運用は、各店舗ごとに指定されている分別ルールに基づき持ち込み、それぞれを計量したうえで指定の場所に捨てるルールです。テナントさまに日々快適にご利用いただくために、明るくきれいな空間づくりを意識しています。

    エコファクトリーができるまでの歩み

    以前のごみ集積所は、巨大なごみ圧縮貯蓄装置を使用しており、「可燃ごみ」「不燃ごみ」「段ボール」に分ける程度で、ほとんどのものを「可燃ごみ」としてごみ圧縮貯蓄装置に捨てていました。2019年、廃棄物の削減とリサイクル率の向上を目的に、ファミリー溝口でエコファクトリーをトライアルでスタート。徐々に実施店舗を増やし、2023年12月現在は15店舗がエコファクトリー化しています。

    以前使用していたごみ圧縮貯蓄装置
    利用者からは「臭いや汚れが気になる」との声も

    これまで店舗には多種多様なテナントが入っているため、細かいごみ分別は難しいとされてきました。そこで、エコファクトリー導入店舗では、設備改善だけでなく、各テナントさまへの啓蒙活動を行いました。具体的には、説明会や共有会をこまめに開催し、エコファクトリー化の目的やメリットに共感いただくこと、さらに「リサイクル分別表」を配布し、「分別+捨て方」をセットでお伝えしました。また、短期イベントの出店者さまに対しても必ず説明させていただき、分別ルールはいきわたっています。

    リサイクル分別表(中野マルイの例)

    ~利用者の声~

    分別表を活用しながら細かく分別しています。
    エコファクトリーは清掃が行き届いていて綺麗!使っていて気持ちいいです!

    ごみを計量して捨てることによって、意識が変わりました。
    少しでもごみを削減できるように、印刷物を減らしてデジタル化するなどの工夫をしています。

    店舗横断のプロジェクトで取り組みの輪を拡大中!

    サステナビリティ活動におけるマルイ・モディ全店の営業担当の横連携の場として、2021年からサステナビリティ推進プロジェクトを発足しています。丸井グループKPIの「超長期目標 資源リサイクル率100%」に向けて、廃棄物の削減とリサイクル率の向上をめざし、数値にこだわりながら取り組みの輪を拡大しています。

    店舗のサステナブルな取り組みは、エコファクトリー化を進めるだけでなく、後方休憩室のゴミ分別ルールの徹底や従業員レストランの食品廃棄物のリサイクル(家畜の飼料化)など、進化し続けています。今後は社員の横連携はもちろん、テナントさまとのコミュニケーションを強化し、取り組みを加速させていく方針です。

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